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地中に張った根が被害を広げる

竹の林

かつて竹林は日本の美しい風土の一部として貴重なものでした。また資材としても使えますし、タケノコという食材を生み出す宝の山と慕われてきました。しかし最近は竹林による被害の方が大きくなり、駆除対策に苦労する有様です。地中に根を張って横に広がっていくため、垣根越しに隣家に迷惑をかけたりします。また舗装道路を地中から伸びて突き破ることもあります。持ち主が高齢者の場合が多く、個人では伐採できないため、放置された結果、周囲に被害を及ぼすケースも増えています。

専門業者による伐採
竹林を伐採するには専門の業者に依頼するのが一番です。繁茂して手がつけられなくなった森でも、重機によって伐採解体処理をしてくれます。地中に張った根も抜いて奇麗に整地してくれますので、跡地を宅地として売り出す場合にも業者に依頼した方がスムーズに事が運びます。また業者によっては、根が隣家に侵入しないように地中に侵入防止ブロックの施工も行います。さらに竹をチップ状に粉砕して整地後に敷き詰めると、雑草の防止にもなるのです。

手作業で伐採するのにも限界が

切る

実際に個人で竹林に入り手入れする場合は手頃な鉈などを利用される方も多いでしょうが、素人が鉈で伐採するのは非常に危険なのでやめておいたほうがいいでしょう。鉈を鋭角に振り落とすと刃先が滑り自分の体を傷つけてしまう恐れすらあります。
どうしても自分で伐採したいという方は業者も使用する竹引き鋸を購入して作業するとよいでしょう。

数十本単位なら専用の鋸を使えばどうにかなりますが、伐採する対象が数百もしくは千以上となればとても手作業では追いつきません。

費用を惜しまないなら業者に依頼
伐採する竹が膨大な場合は業者に依頼して重機を用いて一気に根元から掘り返してしまうという荒業もあります。その場合は当然、高額な費用が掛かるのが悩みどころです。

個人で作業に適した専用のチェンソーを購入して地道に伐採していくのも選択肢の一つだといえます。しかしチェンソーを使った伐採にはコツがあるので慣れるまでにはだいぶ苦労することでしょう。

いっそ一度、専門の業者に依頼して綺麗さっぱりしてもらったほうが、後々の管理は楽になる場合もあるので状況に合った判断をするといいでしょう。
普段は多くの恵みをもたらしてくれる存在が日頃からの手入れを怠ると、とんだ厄介な存在になりかねないので細やかな管理は必須です。

伐採後の処分費用

笹

なお、竹伐採業者でも、道具は大切で、ナタや手斧、竹引き鋸や弓張り鋸などを使って手で引いて切る場合と竹伐り専用のチェーンソーや刈払い機といった電動の力を使う場合とがあります。
また土地開発など更地にする場合は建設用重機の利用もあります。
しかし、実際、伐採費用の他に多額の処分費が掛かります。材木と違って細かくしてもゴミとして引き取ってくれない場合もあり、産業廃棄物として処理するのも非常に高額になり伐採費用より高くなります。

竹林は放置するべからず
木材としては勿論のこと、食材のタケノコを生やしてくれることでも有名な竹ですが、放っておくと土地一帯に際限なく増えるので頃合を見計らって適切に対処する必要があります。

ずっと手入れもせずに放置してると、いざ土地を別のことに活用しようとしてもスペースの確保が困難ですし、もしくはタケノコが目当てで土地に入ろうとしても進入することすら難しくなる場合があります。だからこそ日頃からの適切な管理が必要不可欠なのです。